第1段階は「強い欲を持つ」ことだ。「優勝したい!」「稼ぎたい!」。こうした目標や夢があれば、「絶対に勝ちたい!」という執念が宿るもんだよ。すると「勝つには何をすればいいか」「足りないものは何か」と自ら努力し始める。
野村克也
野村克也のその他の名言
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今年から俺がヤクルトの監督になったが、大きな責任と覚悟を持って監督をやるつもりだ。一人が誰かを支えて「人」になるように、みんなも誰かを支えてほしい。そして、本気で、覚悟を決めて野球に臨んでほしい。
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日本シリーズのような大舞台を経験すると、選手はガラッと変わる。一球もおろそかにできない。そんな緊張感が人を、リーダーをつくっていくんだよ。
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気の弱い奴を叱ると、自信をなくす。気が弱いかどうかは、すぐ見抜ける。弱い奴ほど強く見せたがる。すぐ怒鳴ったり、声が大きくなるような奴は弱い証拠だね。どこかの監督でもいたな。
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強烈なコンプレックスがあったから、なりふりかまわず自分を磨けた。またそれをバネに自分を変えられた。くさっていたら終わりだった。また先輩の言う通り、他の選手と同じことをしていても、今の俺はないだろう。
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俺は自分が歩んできた野球での経験しか話さないし、それしかできない。おかげさまで、いろんなところから講演の話もいただくけど、そればかりさ。どんな世界でも通じることがあるんだろうね。
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相手の気配を感じることは大事。鼻が利く……というのかな。ただぼーっと状況を見るのでなく、見えない何かまでつかみとり、洞察力を働かせる。そして相手の気持ちや考えを推し測るのは、勝利のセオリーだから。