現場に足を運ばないと、得られない情報がある。目で、耳で、肌で感じる。選手やチームの雰囲気は現場でしか感じられない。座学で知恵や教養はつく。しかし、直接見て、触れた「経験」から学び取る情報や気づきには、敵わないものがある。
野村克也
野村克也のその他の名言
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今年から俺がヤクルトの監督になったが、大きな責任と覚悟を持って監督をやるつもりだ。一人が誰かを支えて「人」になるように、みんなも誰かを支えてほしい。そして、本気で、覚悟を決めて野球に臨んでほしい。
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バッティングは謙虚な人がレギュラーをとる。ホームランは麻薬。自分は600本打ったからそれがわかる。自分を見失わないようにしなければいけない。
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経験を活かすには、3つの心構えが不可欠。ひとつは「問題意識を持つこと」、2つ目は「他人の痛みを知ること」、そして3つ目は「節度を持つこと」。
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俺は自分が歩んできた野球での経験しか話さないし、それしかできない。おかげさまで、いろんなところから講演の話もいただくけど、そればかりさ。どんな世界でも通じることがあるんだろうね。
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日本シリーズのような大舞台を経験すると、選手はガラッと変わる。一球もおろそかにできない。そんな緊張感が人を、リーダーをつくっていくんだよ。