暗算をするときには学校で習った「答えは1つ」という発想は捨ててください。正解が10なら、9でも11でも、とりあえず答えられればいい。とにかく数字に置き換える姿勢が何よりも重要。
畑村洋太郎
畑村洋太郎のその他の名言
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失敗には、許される失敗と許されない失敗がある。許されるのは、新たなことにチャレンジした失敗。許されないのは、不作為の失敗。やるべきことをやらなかった失敗。
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結局ね、数に強くなりたいと願うなら、本を読んでいるだけではダメなんです。数字を作って、暗算して、電卓を必死に叩かないと。頭と手を必死に動かして数字センスを鍛えましょう。
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数字センスを高めたいなら、目の前の事象は何でも、数に置き換えてみる。数として捉えさえすれば、あとは足し算、引き算、掛け算、割り算で事足ります。肝心なのはどういう姿勢を心がけるかという最初の前提です。
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無知による失敗を怖れるあまり、行動することなく調査や勉強ばかりに力を注いでいると、失敗によって失うものより、さらに大事なやる気と時間を失うことになります。
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事故や災害は進行の速度が早い。その場で考えて対処しようと思っても間に合わない。だから何かが起こる前にあらゆる事態を想定して考え尽くすことが大事になる。
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失敗した時、「つらい」「苦しい」といった気持ちが生じたらしめたものです。その時、失敗の経験がその人の中に根づきます。すると新しい知識を受け入れる素地ができる。
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本来、文章と図や絵には等価性があり、量などの制限がなければ、どちらでも情報伝達が可能です。それを踏まえたうえで、相手に伝わりにくい文章は図や絵で、図や絵は文章で補う工夫が必要です。