カストーディアルは、現在、募集をすると非常に人気が高い職種ですが、オープン時には募集をかけても、また新入社員が配属されても、正直、かなりネガティブな反応だったんです。ところが、清掃の仕事の大切さを言い続けたことや、先輩キャストから後輩キャストへ「思い」が伝わり続けた結果、人気の職種となったのです。
上西京一郎
上西京一郎のその他の名言
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仕事は仕事ですから、ディズニーが好きと言う動機だけでは、やがてトーンダウンしてしまいます。そこで、教育が重要になってきます。
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上司が現場をまわっているときに素晴らしい行動をしたキャストを見つけた場合、カードを渡して、良かったところをきちんと伝えてあげます。認めてあげることで、やる気も上がります。
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ゲストの方はより魅力のあるパークを求めていますので、事業として利益、キャッシュを生み、それを新たな投資にまわすことでゲストの満足につなげていく、そうしたサイクルを大切に考えています。
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働く側は、自分たちが一生懸命やっていることをやっぱり認めてもらいたい気持ちが強いのです。そこで「褒める」仕組みをつくっています。
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開園から33年で6億7000万人を超える方々に訪れていただいた背景には、「クチコミ」効果があると思う。宣伝も刺激剤としては重要だが、入園者の声に勝るものはない。
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東京ディズニーランドの行動指針はSCSEという4つの言葉の頭文字をとったものです。この順番は優先順位を表しています。Sは「効率」です。
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ほかのテーマパークと競合し、お客様を取り合うことはない。むしろ、上海圏の3億人にディズニーの魅力を感じてもらうことは、我々に対しての興味関心にもつながる。マーケットが広がることは歓迎だ。
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パークにお越しいただいた方が、また行きたいと思っていただくことが一番大切なこと。それには、今お越しのゲストの方が感じている楽しさや期待を常に超えていくようにしなければなりません。