ハード面での投資は手を休めることなく継続的に行います。数百億円単位の大規模な投資から十億円程度のものまで大小織り交ぜ、東京ディズニーランドでしか得られない体験価値の拡充を常に目指します。これは世の中に対し、話題を喚起するためにも大きな意味を持ちます。
上西京一郎
上西京一郎のその他の名言
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パークにお越しいただいた方が、また行きたいと思っていただくことが一番大切なこと。それには、今お越しのゲストの方が感じている楽しさや期待を常に超えていくようにしなければなりません。
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私どもとUSJさんとは、提供しているサービス、楽しみ方は違う。それぞれ魅力が上がっていけば、マーケットが広がります。マーケットを取り合うというよりも、マーケットが広がっていくということが大事。
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来園されるゲストから生まれます。この目に見えない価値をいかに高めていくか。それが私どもにとっては、一番肝の部分なのです。
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価値はこちらが提供するものですが、こちらの論理だけで提供しても、結局、消費者から見たら違うよねと言われたら、それは価値ではありません。
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キャストに幸せになってもらうことなんだというミッションが共有され、ネガティブなことは必ず解決していくという思考回路が根付いていれば、コミュニケーションを妨げる障害は生じません。
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仕事は仕事ですから、ディズニーが好きと言う動機だけでは、やがてトーンダウンしてしまいます。そこで、教育が重要になってきます。
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ネガティブな話を上に上げると、会社に負担がかかるだけだから言わずにおこうといった「小利口」な判断が働いたりすると、ゲストのサイレントな声は吸収されなくなってしまいます。
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より重要なのはフロントラインの表情や動きからネガティブな心理に気づき、フィードバックすることです。そのためには、誰もが会社に対して、モノを言える環境をどれだけつくれるかです。