私どものホテルも、リーマンショックや鳥インフルエンザなどで稼働率が落ちました。そういうときにパッと思いつくのは値下げの価格戦略なんです。でも価格って無闇に下げると、「じゃあいままでの価格ってなんだったの」とみなさん思います。そう思われてしまうと、従来の価格の価値が完全に毀損されてしまいます。私どもは基本的には我慢しようということで、ホテルでも過去に値下げはしていません。
上西京一郎
上西京一郎のその他の名言
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社長に就任してから、「変えることをタブー視し、既存のものに触れないのはやめよう。ゲストにとって何が最善か、すべてをゼロから見直してほしい」と社員に伝えました。
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社員全員が「夢、感動、喜び、やすらぎ」を顧客に提供する仕事にロイヤルティーがあるので、新たな事業もこうしたことが基本となります。全く違う分野は難しいですね。
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アトラクションやエンターテインメントなどについて、常にゲスト満足度調査をしています。それが本当にゲストの方々に受け入れられているのかどうかと。
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常に価格感度の調査をしており、許容範囲内とみています。消費者にとって値上げは基本的にネガティブなことですが、「それでも行く」というパークの価値に対する期待感は、上げた金額と一致していると考えています。
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ディズニーの哲学は、来園されたゲストにハピネスに受け入れられてきました。もし、利益優先だったら、価値は守られていなかったでしょう。
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人間には本質的にハピネスを感じたいという欲求がある。その琴線に触れるように試行錯誤を続けてきたことが、入場者数の増加にもつながったのでしょう。