高田明
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あまり若いうちに自分を固めないことです。無理に夢なんて持たなくていい。若いうちはいろんな人に出会い、いろんな本を読むべきです。最初から完成形を目指さずに、徐々に変化していけばいいと思います。
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懸命に向き合えば、今何をすべきかがわかる。わかれば、あとは一気呵成の行動あるのみ。
一歩間違ったらすぐに凋落してしまう。栄枯盛衰ですから世の中は。
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一所懸命にやらなかった仕事は実らない。死に物狂いでやったことは自分に返ってきます。
理念という変えてはいけないものが人の生き方にも企業にもある。
仕事のやりがいが何かと問われれば、結論は1つ「お客さんの笑顔を見ること」です。そこを感じたときに人は「仕事は面白い。やってよかった」と思う。最終的にはお客さんの笑顔を感じる社員の集合体を作っていくことではないでしょうか。まだ課題もあるし、難しいが、是非やり遂げてもらいたい。
自分を信じ、できることを考え続ければ、あとはほとんど気力で達成できる。
一番大事なのは「感動を伝えること」です。人間は喜怒哀楽があり、感動する生き物です。いろいろなことを感じながら人生を全うする。だから私たちは、ある商品を手にすることで得られる感動を、お客様に届けなければなりません。この商品があれば、生活がどのように変わるのかを、具体的にイメージできるように工夫しています。
講演でお会いした若い社長から「会長が口出して困る」とよく相談を受けます。そうではなくて、社長は耳を傾けてあげるだけでいいのです。そして自分が好きなように決めればいい。そう話すと皆笑います。話も聞かないで入り口でシャットアウトしたら創業者だって怒ります。
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私も社員に何度言っても伝わらないことがあります。熱意を持って徹底的に伝えなければいけない。
問題の原因を見つけて解決するのが人生。それをずっと続けていたら、結果的に自分の成長に繋がり、人にも幸せを与えられる。
未来を不安に思って悩んでいたら、今が疎かになってしまう。変えられる未来を作れるのは、今しかない。一番伝えたかったことは、「今を生きる」こと。
リーダーに何より求めたいのは、ブレない信念を持ち、ありったけの情熱を傾けて、自己成長に向けて絶えず行動する姿勢。
自分にとってのマイナスを極力小さくしたいという思いが、ミスから逃げてしまう原因になります。ミスから目を背ける方が楽でしょうが、問題を大きくしてしまうリスクがとても大きくなる。ミスや過ちを認めて丁寧な対応をする方が、結果としてマイナスを小さく済ませることになるのです。
カメラはたかがカメラだが、人の人生を変えるカメラだってあるんです。その実例を私は知っている。
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経営者に大事なのは「継続する力」です。必死に頑張るのは誰でもできます。しかも経営者なら頑張るのは当たり前です。大事なのは、どこまで粘り強く続けられるかです。継続にこそ意義があります。途中であきらめてはいけません。真の経営者は、常に満足することなく、改善を積み重ねながら自分に挑み続けるものです。私は企業の最終的な価値とは継続することだと考えています。
今を生きなくては未来はない。
感動や喜びをお客様が共有すれば、自然に商品を買ってもらえます。共感を与えるメッセージは、私だけでなく全社員が一緒に発信するのです。私がいなくなっても、社員みんなが感動を伝えられる会社が目標です。
右脳は直感で物事を捉え、左脳は論理的に物事を捉えます。この両方がないと経営者は駄目です。理性ばかりで経営しては、いずれ会社は行き詰る。経営には感性が必要です。99%は理性的に経営を考えても、最後の1%に感性が必要なんです。
リーダーに求められるのは、「パッション」「ミッション」「アクション」。
高田明のすべての名言