今やるべきことは何なんだろうと常に自問自答するというか、時期や空気みたいなものがきちんと合うかどうかは、考えざるを得ないですね。
渡辺謙
渡辺謙のその他の名言
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「さて、次はどこに行こうか」ぐらいのほうが可能性の幅が広がると思う。これからも素晴らしい明日や、豊かな1週間後を積み重ねていきたい。
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東日本大震災以降、変わりました。今は日本離れ難しという気持ちが強く、例えば自分が出演したいハリウッド映画があったとしても「それでいいのか」と自問自答してしまう。
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映画づくりは派手な仕事のように思われるかもしれませんが、大半が地味な作業です。ワンカット、ワンカット、ゼロの状態から積み上げていく。橋をかけたりトンネルを掘ったりする作業に似ていますね。
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それがたまさか舞台から始まったので、演劇というところに向かったんでしょうけれど、笑顔になってもらうためにはどうプレゼンテーションしていくかを考えることが性に合っているようです。
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こうやってふたを開けてみると、海外のメディアも非常に好意的に受け入れてくれていてそれなりの結果が出たので、正直ホッとしたというか、本当に良かったと思います。
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そこに集ってくれる人たちにどうやって喜んでいただけるか、どうやったら笑顔になってもらえるか、それだけを考えている。もしかしたら、それが僕の本質的な原動力かもしれない、ということは感じます。
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成功とか名誉という言葉は、僕にはあまり関係ない。作品を通して社会と向き合い、何を伝えられるのか。そのほうが僕には大切なんです。
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あまり日本とハリウッドを分けて考えてはいなくて、魅力的な脚本と魅力的な監督がいれば、どこでも良いと思っています。僕に興味を持って声を掛けてもらえることは、俳優としてうれしいことですからね。
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全米で今年一番注目され、期待されている作品だという前評判は聞いていましたが、撮影中はワンシーン、ワンシーンを丁寧に撮っていくことに集中していました。
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いま東北を回らせていただいて、気仙沼に「K-port」というカフェも作りました。そこでは、俳優である自分とは別に、ものすごくシンプルに物事を思考している自分がいるわけです。
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自分が変わることを焦る必要はない。自分の中でなにかが変わるためには何年か発酵する時間がいる。僕らの仕事でいえば1本の作品ですべてが決まるわけじゃない。
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やっぱり実在の場所に行って、実際の空間を俳優に体験させていく。それをお客様にも届けるということがこの映画のある種のテーマでもあったので。
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すぐに結果が出ないからと言って、次々に変化を求めるよりも、自分の中できちんと得心して、方向が見えた時に舵を取っていかないと、自分の中で納得できないまま進んでいっちゃう気がするんです。