黙々とデータに目を通している選手が一流になるのではなく、実際に対戦した投手の印象を自分なりに整理し、「こういう場面ならこうしよう」と自分の方法論を確立しておく選手が成績を残していくのである。
落合博満
落合博満のその他の名言
-
監督コーチなんかどうでもいいんです、極端に言えば。監督で、落合博満という名前を、世に出そうっていう気はさらさらないですから。なんせ選手がかわいいの。
-
最近のメディアは、監督の名前を頭に付けますが、私は「落合・中日」ではなく、「中日の落合監督」だと思っています。あくまで主役は選手たちです。
-
泣き言言うヤツいらないもん。泣き言言って能書き垂れるんだったら練習しろって。そいつを追い越していくだけのものをつかみとれって。
-
マスコミ向けの練習をするつもりは、さらさらない。どうやってこのチームを、強くするのかしか考えていない。預かった以上は、俺のやり方でやる。周囲の声は、俺には関係ない。
-
勝つことに対する執念、集中力が素晴らしかった。改めていいメンバーがそろっているチームだと思った。誰がというのではなくベンチにいるみんなだよ。
-
こういう場合はこういうプレーはしてはいけないとか、こんなことしては駄目とか。選手はそんなこと考えちゃいけない。黙ってグラウンドで必死にプレーすればいい。
-
一番ブーイングを受ける場所、一番嫌な役割っていうのは、監督がしなきゃいけない。「何でこんなピッチャー使うんだ」って、罵声を浴びるのは監督だけで十分。
-
はじめにマイナス思考で最悪の結果を想定し、そうならないような計画を立ててから組織や集団を動かす。そして、全体の流れが軌道に乗ってきたと見るや、プラス思考に転じて攻めて行く。