犯罪心理学で「ブロークン・ウインドウ理論」というのがありますよね。窓が割れているビルとそうでないビルとでは、割れているビルのほうが泥棒が入りやすいということ。人間は美しい場所のほうが悪いことはできないという心理を表しています。裏を返せば、人間は美しい場所にいること、美しいことをすることによって、すごく幸福感を得られると思うんです。だから善いことを続ける企業というのは、「美しい企業」でもあると思います。美しいから、その周りにはいつもみんなのハッピーがある。日本にそういう企業が増えれば、本当に幸せな社会になると思いますよ。
岡田武史
岡田武史のその他の名言
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古河に入った時は、「よーし、社長になってやろう」とけっこう本気で思っていました。仕事のほうもプロジェクト・チームの一員に選ばれたりしていましたから。
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僕は時間にもうるさいです。ミーティングに遅れてニヤニヤしている若い選手に「みなに一言謝れ、どうして一人の人間として謝れない」と言ったことがあります。
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例えば2トップなんか、2人が開いているのは嫌いなんです。必ず1人がこうやったら、もう1人はこう動くというふうに基本的な約束事は作っておきたいと思う。
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物事の判断基準は「損か得か」「好きか嫌いか」「正しいか間違いか」などいろいろありますが、僕は様々な決断を下すときに必ず「この生き様は美しいか?」と自分に問いかけます。
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イマジネーションとディシプリンのバランスを取るのが監督だと思っています。守備はディシプリンを強くし、攻撃は個人のイマジネーションをある程度尊重すべき。