プルタルコス
3
よき生まれなることは誠に望ましきことなれど、その栄光はわれの祖先らに帰すべきものなり。
2
自分の内部で達成した物事は、外部の現実を変えていく。
0
神は、勇敢な者の希望である。臆病者の口実ではない。
人間は語ることを人間から学び、神々から沈黙を学んだ。
時をわきまえた沈黙は英知にして、いかなる雄弁より優れる。
1
絵画は言葉なき詩である。
人間の評価は、苦境のときの身の処し方で決まる。
人間である限り、誰でも過ちはある。しかし賢者や善人は、自分の過ちや失敗の中から、未来に備えるための知恵を学び取る。
心とは、何かを入れるべき「器」ではなく、燃やされるべき「火」なのである。
間違いを犯さないことは、人間の力の及ぶところではない。賢く、善良なる人は、間違いや失敗から将来の知恵を学ぶ。
もっとも豊かな土壌では放置すれば雑草がもっともよく育つ。
私が変わったときに変わり、私が頷いたときに頷くような友は必要ない。そんなものは、私の影がずっとうまくやる。
個性とは、積年の習慣のことである。
忍耐は腕力に勝る。いっぺんには克服できないことも、少しずつ消化してゆけばかならず克服できる。
逆境にどのように耐えるかで、その人がわかる。
貧窮の時に友たるは、友の最も大なるものなり。
眠りは、神からの唯一の無償の授かり物である。
ハンニバルはいかに勝つかということを知るも、いかに勝利を利用するかを知らず。
髭は哲学者をつくらない。
人生の幸福とは何であるかを知ったら、お前は人の持っている物など羨ましがる必要はない。
プルタルコスのすべての名言