毎日少なくとも一回、なにか小さなことを断念しなければ、毎日は下手に使われ、翌日も無駄になるおそれがある。
ニーチェ
ニーチェのその他の名言
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女はどういう男を最も憎むのか。鉄が磁石に言ったことがある。「私がお前をもっとも憎むのは、お前が私を引きながらも、ぐっと引きよせて離さぬほどには強く引かないからだ」と。
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おのれの友のうちに、おのれの最善の敵を持つべきである。君が友に敵対するとき、君の心は彼に最も近付いているのでなければならない。
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ある巨匠の作品を演奏するピアニストが、その巨匠を忘れさせて、まるで自分の生涯の物語を語っているとか、まさに何か体験しているふうに見えたとき、最もうまく弾いたことになろう。
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男たちは、自分の職業がほかのいかなる職業よりも大切だと信ずるか、自分で思いこませる以外に、その職業を持ちこたえることはまず出来ない。
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世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。ひたすら進め。
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国家の品種改良をやりすぎると、結局は個人は国家によって弱められ、そのうえ瓦解され…したがって、国家の本質的目的が根本的に無に帰してしまう。
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もし君が悩む友を持っているなら、君は彼の悩みに対して安息の場所となれ。だが、いうならば、堅い寝床、戦陣用の寝床となれ。そうであってこそ君は彼に最も役立つものとなるだろう。
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人間は赤い頬をした動物である。なぜ赤い頬になったのか。あまりにもしばしば自分を恥じねばならなかったからである。人間は時折、自分を恥じねばならぬ動物である。