負けた日は、もう朝まで眠れなかった。僕の一つの采配ミスが、選手の人生を変えてしまうことだってある。それはプレッシャーですよ。
栗山英樹
栗山英樹のその他の名言
-
うちみたいなトータルの年俸が限られているチームは、戦力を余らせるわけにはいかない。選手の能力を小分けにし、袋に詰め、来たるべき時に備えるのも、監督の仕事。
-
安定した組織は良いけれど、その状態に慣れてしまうと成長がありません。キープしようと思っても面白みがないですし、勝ったときこそ次のプラスアルファを生み出さないといけない。
-
選手を試合で起用するときには、僕はその選手を全面的に信じています。コーチは、選手の実力や状態を冷静に評価できないとダメですが、首脳陣のなかで僕ぐらいは、選手を信じてあげようと思っています。
-
日々できることをやり尽くしておかないと、後で後悔することになる。すぐには結果が出なくても、必ずプラスになると信じてブレないようにやるしかない。
-
連覇というのは難しいですね。イメージが湧かないほど難しい。連覇しようと思ったら絶対に連覇できないというくらい、連覇は難しい。
-
僕は「教える」という感覚はあまりなく、選手が持つ良さを引き出し、適材適所で輝くようにマネジメントをしているだけです。引っ張っていくリーダーというよりは、マネージャーのような役割が近いかもしれません。
-
レギュラーがケガするのはすごく痛い。でも、違う選手がチャンスを得られる可能性がある。そこで成長すれば、レギュラーが戻ってきたときにはプラスアルファが生まれている。
-
わざと下手な英語を使うのには意味があります。そうすることで、一生懸命さが伝わり、相手は聴き取ろうと真剣に話を聞いてくれるからです。気持ちや熱意は、ちょっとした工夫でより伝わると思います。