立川談志
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人間は自分を安心させるためにいろんなところに帰属するし、他人を見る時どこかに帰属させることで安心します。
5
考え抜いてやることを悪知というんだ...そして感じたものをそのまま実行するのを英知という。
2
現実が事実だ。お前が頑張っているのはわかっているが、結果が出てないじゃねえか。
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死刑廃止論者から殺せ。
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悩み、考え、挫折し、また演る。
死とは個の消えることへの恐怖。
がんはそんなばかなやつじゃないと思うんだけどな。俺が死ねば自分たちも死んじゃうんだから。
4
なにしろ老いの初心者だから。
不合理、矛盾に耐えること。それが修業。
小言というのは、己の「不快感の瞬間的発散」であって、「教育」とは違う。
いろんなことをやっているのはすべて寄席に客を呼ぶためだ。
前座として楽屋修業しないと一人前になれねえって?冗談言うな。修業はどこでもできるんだ。オレのいる所、そこがすなわち修業の場だ。安心しろ、寄席がなくてもいい落語家になれることをオレが証明してみせる。
快適さを精神において追求するのが文化で、物質に頼って求めるのが文明である。
鳥もちとへ理屈は、どこにでもひっつく。
馬鹿はとなりの火事より怖い。
努力して良くなるなら、世の中みんな良くなってるはずですよ。
誰かが昔言った。談志さんは何も言わなくていいのですよ、高座に座っていてくれればネ。昔、俺も同じことを志ん生に言ったのだ。勿論本気で言ったのだが。てめぇがそうなるとはつゆ思わなかった。
冒険家、危険にたいして判断がにぶい奴。
天才とはレオナルド・ダ・ヴィンチと手塚治虫のことをいう。
落語は人間の小ささを大切にする。始末の悪さ、愚かさをそのまま語る。こういう人間の業を肯定してしまうところに、落語の物凄さがある。
立川談志のすべての名言