立川談志
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一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
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勝負はこうでなくちゃ面白くねえ。長かったなあ。さあこい、これからが男のスタートだ。
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型ができてない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。どうだ、わかるか?難しすぎるか。結論を云えば型をつくるには稽古しかないんだ。
就職なんて心配するな。落語家になってしまえ。
イイ奴とは自分に都合のいい奴である。
俺は馬鹿に嫌われるのが得意だ。
落語はイリュージョンである。
落語とは人間の業の肯定。
何の職業でもいいのだけれど、そうなれる資格、レベルに自分をもっていく道筋がどうもあやふや。好きなことをやり、それで食えるようになりたい、だからそこに向かって賢明になるはずが、現代はアルバイトで食えてしまう。それは楽なごまかしになっていくのではないだろうか。
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未来とは、修正できると思っている過去。
賢い奴は何も言わなくても解ってる。馬鹿は言っても解らない。
己に自信の無い奴が常識に従う。不安を持つから動き出す。人生なんて食って、寝て、やって、終わり。
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法律はお互いの信頼関係における裏切り。
夫婦はエゴイズムのバランスが取れてれば最良。
落語は忠臣蔵の四十七士じゃなく、逃げちゃった残りの赤穂藩士二百五十三人が、どう生きるかを描くもんだ。
よく覚えとけ。現実は正解なんだ。時代が悪いの、世の中がおかしいと云ったところで仕方ない。現実は事実だ。そして現状を理解、分析してみろ。そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。その行動を起こせない奴を俺の基準で馬鹿と云う。
江戸の風が吹くものを落語という。
幸福の基準を持て。
師弟とは価値観の共有である。
家に帰って立川談志という人に叱られたと親に言え!でも、まあ、てめえみたいなバカの親だから知らねえかもな。
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