立川談志
1
学問とは貧乏人の暇つぶし。
0
癌は未練の整理にいい。
幸運な人生の人には敗者、弱者の心情はわからない。
2
煙草をやめるなんてのは、意志の弱い奴がすることです。
馬鹿とは状況判断のできない奴のことをいう。
「怒りとは共同価値観の崩壊」怒りは、相手の寛容さに対する誤認。
考え抜いてやることを悪知というんだ...そして感じたものをそのまま実行するのを英知という。
死刑廃止論者から殺せ。
修業とは矛盾に耐えることだ。
人間という不完全な生物が生まれ、知恵を持っていたから火をおこし、雨風を防ぎ、絶滅せずにきた。そのうち好奇心が芽生え、いい好奇心を文明と呼び、悪い好奇心を犯罪と呼んだ。いいも悪いもそれが人間の業じゃねえか、しょうがねえじゃないと肯定してくれる非常識な空間が悪所といわれる寄席であった。
勝手に生きよう。
結婚とは永久売春契約である。
がんはそんなばかなやつじゃないと思うんだけどな。俺が死ねば自分たちも死んじゃうんだから。
4
クソを喰らって西へ飛べ。
いろんなことをやっているのはすべて寄席に客を呼ぶためだ。
酒は人間を悪くするものではなく、人間がいかにダメなものかを教えてくれるものである。
馬鹿はとなりの火事より怖い。
家の塀を偉そうな顔して猫が通りやがる。不愉快だ、空気銃で撃て。ただし殺すな。重傷でいい。
よく「芸を盗む」とかいうが、あれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要だ。時間がかかるんだ。教える方に論理力がないから、そういういいかげんなことを言うんだ。
鳥もちとへ理屈は、どこにでもひっつく。
立川談志のすべての名言