立川談志
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俺は馬鹿に嫌われるのが得意だ。
型ができてない者が芝居をすると型なしになる。メチャクチャだ。型がしっかりした奴がオリジナリティを押し出せば型破りになれる。どうだ、わかるか?難しすぎるか。結論を云えば型をつくるには稽古しかないんだ。
3
未来とは、修正できると思っている過去。
イイ奴とは自分に都合のいい奴である。
1
己に自信の無い奴が常識に従う。不安を持つから動き出す。人生なんて食って、寝て、やって、終わり。
4
一緒になって同意してくれる仲間がいれば更に自分は安定する。
成り行きで来ちゃった。あっという間だったけど、感慨があるかと問われれば、ないっ。
勝負はこうでなくちゃ面白くねえ。長かったなあ。さあこい、これからが男のスタートだ。
文化レベルの低い所ほどこういう立派な会館建てるんだよな。
5
就職なんて心配するな。落語家になってしまえ。
江戸の風が吹くものを落語という。
田中というのは日本の安定です。だから日本の安定の田中を切るんじゃない。
師弟とは価値観の共有である。
家の塀を偉そうな顔して猫が通りやがる。不愉快だ、空気銃で撃て。ただし殺すな。重傷でいい。
よく「芸を盗む」とかいうが、あれは嘘だ。盗む方にもキャリアが必要だ。時間がかかるんだ。教える方に論理力がないから、そういういいかげんなことを言うんだ。
酒は人間を悪くするものではなく、人間がいかにダメなものかを教えてくれるものである。
自殺ができないってことになって..。本当の話だもん。
何の職業でもいいのだけれど、そうなれる資格、レベルに自分をもっていく道筋がどうもあやふや。好きなことをやり、それで食えるようになりたい、だからそこに向かって賢明になるはずが、現代はアルバイトで食えてしまう。それは楽なごまかしになっていくのではないだろうか。
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クソを喰らって西へ飛べ。
法律はお互いの信頼関係における裏切り。
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