ドナルド・トランプ
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情熱は、いずれやってくる厳しい時期を乗り切るための強力なエネルギー源である。だから、金持ちになる下地づくりとして最初のステップは、心から愛せる何かを見つけることである。
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恐怖心をあなたの人生の一隅たりとも忍び込ませてはならない。それは敗北主義であり、ネガティブな感情である。ただちに見つけて消し去ろう。恐怖心を問題解決の姿勢と自信とハードワークに置き換えよう。この方程式を日常の習慣にすれば、あなたは恐怖心に動かされるのではなく、力を握った立場で物事に対処するようになる。これぞ勝利の方程式である。
仕事と遊びのバランスをとろうなどと思うな。それより仕事をもっと楽しいものにしろ。
生きることの意味は成長にある。人生には成長の証がなければならない。
往々にして、事前にいくら調査しても、やってみなければ、どれほどの努力が必要かはわからないものだ。だから不屈の意志は絶対に必要である。
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人は自分では大きく考えないかもしれないが、大きく考える人を見ると興奮する。
私は銀河の写真を一枚持っていて、よくそれを見る。この宇宙の大きさに比べれば、私の問題など取るに足らないものであることを思い出させてくれる。
人生と仕事の大部分はすなわち役者稼業である。どんな分野にいようと、人生そのものがパフォーマンス・アートなのだ。
アメリカは世界の警察はできない。
アメリカをもう一度偉大な国へ。
習慣は資質になる。自分の習慣を見直して、習慣があなたを正しい方向に導いてくれるようにしよう。つまり、目指す結果に努力の方向が合っているようにし、それを達成するために行っている方法が自分に合っているかどうかを知ろう。
勝つための大きな鍵は、相手の素性を知ることである。交渉であれ、戦争であれ、人前でのスピーチであれ、この情報がかけがえのない価値を持つ場合がある。
1990年代前半に巨額の負債を抱えたとき、これでトランプは終わりだ、つぶれて消えていくだろうと大々的に報道された。数字を見ただけでメディアには明らかにそう思われたのだ。しかし私は自分が終わったとは絶対に思わなかった。あの状況を単純に解決すべき問題ととらえ、行動を起こした。
よく働いていれば新しいアイデアが引き寄せられてくる。反対に、怠け心と無気力さはネガティブな考えを引き寄せる。
勉強はけっして時間の無駄にはならない。私は若い頃、すでに不動産業界に入ることを決めていたにもかかわらず、エンターテインメントビジネスを少しばかりかじった。そして後年、めぐりめぐってエンターテインメントビジネスに身を置くようになったのである。この分野に進出することを意識的に計画していたわけではなかったが、結局あの勉強は無駄にはならなかった。
何かを語るとき自分のやり方がすべてだと思ってはいけない。
成功が成功を生むように、発見は発見を生む。質間とは探求する心である。
不公平な扱いや不法な処遇を受けたり、不当に利用されそうになったとき、徹底的に戦うというのが私の信条だ。
まずは国境を守る。国境を強化してから、その後のことを決めるが、わが国に入ってきた悪い奴らを追い出す。
まず考えるべきは、自分と相手の間に共通する最大公約数はあるか、である。場合によっては天気だって話のとっかかりとしてうまく使える。億万長者だろうと大学生だろうと、誰でも荒れ模様や悪天候には影響を受けるのだ。以前、あまり好感を持っていない人物と交渉していて、そのために相手との間に見えない壁が立ちふさがっていたのだが、やがて相手も私と同じ大のゴルフ好きとわかったことがあった。突然、お互いが楽しく話せる話題ができて、その後は交渉が順調に進んだ。
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