安いものを多く売って儲けられる時代は終わった。中小企業にとって、現在の顧客や商品にしがみつき、価格を下げたり、逆にちまちま値上げすることで勝負するというのは、命取りに等しい。人口が減少するこれからの日本で勝ち続けるには、最終的に一つの商品に多くの金を払ってくれる顧客をつかまえるほかないのだから。多少ランニングコストをかけても、常により良いものを模索し、ブランド力を高め、社員一人当たり売上を増やしていくしかない。
安田佳生
安田佳生のその他の名言
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たかだか二十年くらい生きてきただけで、まだ人生の本番・正念場にも立っていない若者が、自分の能力や才能に見切りをつけるなど、とんでもない思い上がりである。
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移動時間やスキマ時間を無駄にしないのも、時間を有効活用する秘訣です。私は通勤時間は仕事の優先順位を考える時間にあてています。また、本を読むのは新幹線の中と決めています。
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「考える」には、ふたつのポイントがあります。ひとつめは、「何を考えるかを考える」ということです。ふたつめは、考えると決めたことを長く、深く、たくさん考える、つまり「どのくらい考えるか」ということです。
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悔いとは「できなかった」という結果に対して抱く感情ではない。悔いとは、「やらなかった」というプロセスに対して抱く感情だ。
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考えずに運だけで成功してきた人の寿命は短いのは明らかです。これ以上考えられないところからもうひと踏ん張り考えると、ポッと道が見えてきて、それこそが会社の発展や人生の分かれ道になる。