私にとって会社を倒産させないということは、さほど問題ではありません。もちろん、つぶさないように努力していますが、存続云々よりも、この時代の中に存在する意味を持つ会社であればと考えています。いま、人々の価値観はお金から人間的豊かさに変化してきているはずです。そんな転換期に、安田佳生という人間が社長のワイキューブという会社があった、といわれるような存在にしたいのです。
安田佳生
安田佳生のその他の名言
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戦争と経営には決定的に異なる部分もあります。会社がつぶれても社長が死ぬことはありません。むしろ私は、経営というものは、負けながら勉強していくのがいいとさえ思っています。
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指示されたことを完ぺきにこなす社員が何人いても、仕事を生み出す人間がいないと会社は成長できません。働きがいのある場を与えて、優秀な人材の力を見事に引き出す。これこそが人を集める決め手なのです。
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結局、組織をどれだけ強いチームに出来るかは、できない人のレベルを上げることによって、平均値を上げるのではなく、成績トップのできる人に、どれだけ先を走らせるかで決まる。
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人には集中できる時間帯があります。人生をよくするために必要なのは、とことん深く考えるこだわりの時間と、それ以外の深く考えないこだわらない時間とを、うまく同居させることです。