初めにいい縁を結ぶと成長しやすくなる。いい縁が向こうから来るのです。これを「縁起がいい」と言います。最初の縁を大事にし、どのように結ぶかが肝心です。最初の縁を大事にしなかった人は、縁が悪い方へ転がっていきます。自分で縁起を悪くしているのです。
枡野俊明
枡野俊明のその他の名言
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お釈迦様も欲をゼロにしろとは言っていません。足ることを知れば穏やかでいられるということです。飛び交う情報に惑わされ、他人と比較をするから、劣等感を感じ、不安を呼び、苦しみ悩んでしまうわけです。
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課題に対して必死に努力できるときは、自分のやる気など意識することはありません。要は、どれだけ主体的になれるかにかかっているのです。
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当たり前と思っていることが、いかにありがたいか。それを感謝する気持ちが持てるようになると、同じことの繰り返しだと思っていた毎日が、新鮮に思えてくる。
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禅では実践を最も重んじています。そのことを教えているのが「冷暖自知」という禅語です。器に入っている水は見ているだけでは冷たいのか温かいのかはわからない。考えるより動くことが大事なのです。
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終わったことは断ち切り、失敗の原因を自分なりに明らかにすることを大事にする。その経験を積み重ねれば、同じようなお題を突きつけられた時に、判断を見誤らなくなる。