過去・現在・未来の三世のうち、私たちが生きているのは現在です。今、息をし終わった瞬間、すべてが過去になります。学歴という既に過ぎ去った事実に心を留めるのは、過去に生きる人。実にもったいない時間の過ごし方であり、生産性の低い過ごし方です。
枡野俊明
枡野俊明のその他の名言
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人と比較することを、禅の世界では「莫妄想」という言葉で戒めています。意味は「妄想するなかれ」。つまり、「無意味なことをいつまでもクヨクヨと考えるな」です。
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ありのままの自分で生きている人は魅力的に映ります。その人を応援してくれる人も増えていくでしょう。人間的な魅力があれば、大勢の人が集まり、仕事の成果も大きくなるはずです。
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自らよくありたいと思い行動するのはいいことですが、人からよく見られたいという意識があると、無理を招き疲れてしまう。ありのままの自分でおつきあいをすべき。
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「驚かせてやろう」「引きつけてやろう」などという下心を持って取り組む人は、それが必ず表面に浮き出てきます。下心が少しでも見えてくると、人々は警戒し、距離を置くようになる。謀は魅力を消し去る。
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人を引きつける魅力とは、当人からにじみ出てくるものです。少なくとも魅力的に思われることを目的に行動する人には、備わりにくい。
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ひた向きに自分の本分を全うしていれば、その結果が人を喜ばせ、引きつける要因になる。雑念にとらわれず、ただひた向きに取り組む姿こそ、人を感動させる。
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チームの足並みが揃わない。そう嘆くより、いま一度メンバーの能力や性格を見つめ直し、それぞれが活躍できるような環境や、評価の仕方を考えてみてはいかがでしょうか。
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未来への不安はその人の妄想に過ぎず、実体がないものに不安を感じていても何の進歩もないと気づければ、今なすべきことに集中できるはず。
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人それぞれ、生き方も価値観も違うと言うことを大前提に、相手のいいところを見たつきあいが大事ですが、そのうえで、何も無理してまでつきあうこともない、という精神的な強さも必要です。