相手の評価が気になるのは、他人と自分を比較しているからです。しかし、本来人間の価値は比べようがありません。自分の本分を生きればいいのだと、意志を強く持つことです。
枡野俊明
枡野俊明のその他の名言
-
他人の評価ばかり意識し、今をおろそかにしては、未来の高い評価にはつながりません。今すべきことにコツコツと努力し、未来の成果につなげてほしい。
-
人それぞれ、生き方も価値観も違うと言うことを大前提に、相手のいいところを見たつきあいが大事ですが、そのうえで、何も無理してまでつきあうこともない、という精神的な強さも必要です。
-
何事も好嫌、優劣、勝負と白黒をつけるのも問題です。仏教は中道といって、黒白を決めません。干渉せず、お互いに成り立つようにグレーでいきましょうというのが仏教のスタイルです。
-
病気は「気の病」と書くように、心と深く関係しています。心は、肉体にさまざまなかたちで表れてきます。次々と新しいことにチャレンジしていく人は、どれだけ忙しく働いても、見た目にも疲れを感じさせません。
-
どんな仕事にも、見落としてはならない大切なポイントがあります。私は「へソ」と呼んでいますが、経験を積むほど素早くヘソをつかめるようになります。
-
もし、周囲に学歴で評価する人がいるなら、器が小さい人だと思えばいい。ありのままの自分を受け入れ、自分の尺度で考えましょう。
-
背中が丸く覇気がない人と、若々しく自信があるように見える人では、どちらと一緒に仕事をしたいでしょうか。疲れが顔に出ると、ビジネスにおいてもプラスに働きません。
-
禅の考え方の基本は、マイナスなものをプラスに転じて考えるということでもあります。無理難題を押しつけられたと受け取るか、乗り越えて成長するチャンスととらえるか。
-
自らよくありたいと思い行動するのはいいことですが、人からよく見られたいという意識があると、無理を招き疲れてしまう。ありのままの自分でおつきあいをすべき。