世の中には他人のことを軽く見て、なめた態度をとる人もいます。相手に敬意を払わず、常に見下せるきっかけを探しているタイプです。その人自身の未熟さが原因なので相手にしないのが一番ですが、職場ではどうしても接しなければならない場面が出てきます。そのときは、肝の据わった態度をとりましょう。どっしり構えて、何がこようと大丈夫、かまわないという気持ちでいることです。相手は自分の投げかけにどう反応するかで、見下すきっかけを探しています。その挑発にいちいち反応しなければ、そのうち諦めて「この人はちょっと違うな」と一目置かれるかもしれません。
枡野俊明
枡野俊明のその他の名言
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現代人はすぐに答えを知りたがります。一方で自分が出した答えをこれが正解だと相手に押しつけようともしますが答えは常に一つではないということに気づくことが大切です。
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売上ノルマはいったん忘れましょう。その代わり、別の目標を立てるのです。この仕事は誰に喜ばれるかを基準に考えてみてください。
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もし特定の人にバカにされるなら、相手はあなたを敵視しているかもしれません。足の引っ張り合いはエネルギーの浪費です。巻き込まれたら損するばかり。自分の評価も下げかねません。
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夢というのは、大きい小さいではありません。たくさんの夢を持つことが良いということでもない。どんな小さな夢でもいい。大切なことは、それを深く掘り下げていくこと。自分が抱いた夢に時間をかけてやること。
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どうすることもできない最大級の出来事が天災です。人間の力を超えた地球の叫び声ですから、何もできないのは当然。悔やみ続けても何も変わらないのも事実。時間をかけて、ありのままを受け入れていくしかない。
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仕事で失敗したという事実は、いくら悔やんでも、引きずっても変えようがありません。まずその事実を素直に受け入れて、原因を自分なりに明らかにすることが次の成果につながる。