僕は問診という言葉を使っていますが、デザイン制作をする前に、「相手が考えていることは何か」「どういった形のコミュニケーションを望んでいるか」といった本質を知りたいのです。僕の場合、問診をして、かなり深いところまで触れて初めてデザイン制作が可能になります。
佐藤可士和
佐藤可士和のその他の名言
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デザインはビジョンを設計すること。企業が将来こんな存在になりたい、こんなことをしたいという抽象的なものを、見える形にする作業。
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別に会社が嫌になったということではないんです。もっと仕事のフィールドを広げたかった。広告代理店は広告が一番上にくるが、僕はデザインが一番上にくる仕事がしたかった。
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ブランディングがモノやサービスを売るためだけの戦略という考えは古い。経営そのものがブランドですから、宣伝する部門だけでは完結しません。
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僕は会議を決勝戦と考えています。打ち合わせは一回戦、二回戦、そして準決勝に相当する。つまり、打ち合わせも練習ではなく試合なんです。
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僕自身は常に風通しのいい人間でありたいんです。僕の仕事は、毎回相手に合わせて考えていくことです。体も頭も柔らかく保っておかないと、しなやかな対応ができません。