生きていくには自分で何とかしなきゃならない。本来は社会がこうした強い自覚を持てるように仕向けなくてはならなかったかもしれません。ですが、「ダメなら助けてあげましょう」という制度が奮い立つ熱情を失わせていった。これは成熟した社会になればなるほど、ついてくる問題なのかもしれません。
稲盛和夫
稲盛和夫のその他の名言
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私たちは決して苦痛や悩みから解放されることはありません。しかし最悪の場合さえも明るさを失わず、明日に希望をも持つように努力することは出来るのです。
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完成品を作るには、九十九パーセントの努力では足りません。一つのミス、一つの妥協、一つの手抜きも許されない、百パーセントを目指す「パーフェクト」な取り組みがいつも要求されるのです。
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仕事に就いて、最初からいい仕事にめぐりあえるわけではありません。まずは、自分に与えられた仕事を、明るさと素直さを持ち続けながら、粘りに粘ってやり続けることが必要です。
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経営者を含め、全社員が同じ考え方を持つためには、誰から見ても正しいと思えるような哲学、それを私はフィロソフィと呼んでいますが、それが必要となる。
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利益を最大化することが大事や。それには、常に創造的な仕事を行うことで売上を最大化して、経費を最小化すること。そうすれば利益は最大化していくのや。
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私の成功の理由は、才能は不足していたかもしれないが、人間として正しいことを追求するという、単純な、しかし力強い指針があったということです。
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困難に打ち克つには、エネルギーを集中させ、人間の潜在能力を引き出さなくてはなりません。それが人々を成功へと推しすすめていくのです。