イチロー
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7年先のことなんて考えたら、ろくなことはないですよ。その時々に集中していくという方法をとります。僕はとどまっていたいと考えることはないでしょうから、野球には無数、無限の可能性があると信じていたいんです。選手の年齢は、精神的脂肪に出るものです。脳みその硬さですよね。ここに一番、年齢があらわれちゃいますから、それだけは避けたいと思っています。もちろん僕は常識的ではないので、そんなものとは無縁でしょうけど。
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気持ちが落ちてしまうと、それを肉体でカバーできませんが、その逆はいくらでもあります。
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なりふりかまわないで、自分の行きたい道を進むこと。
グラウンドの上では、自分の築きあげてきた技術に対する自信、今までやってきたことに対する自信、「やりたい」と思う強い気持ちが、支えになります。
シーズンのことなんて、考えてないですよ。
の凄いところは「あ、すごい選手だ」と認めたら2500本もヒットを打っている選手でも訊きにくるんですよ。自分のプライドを固辞しないでまだ学ぼうとする。それには恐れ入りました。
小さなことで満足することっていうのはすごく大事なことだと思うんですよね。
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言ってるけどできてない人についていきたくないですよね。
そもそも、自分のやっていることが不思議に思えているようでは、もう終わっているよね。
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実戦でないとできないことがあります。一瞬の判断は、練習では養われません。
失う事ってすぐ。
僕は常に人のちょっと先を行かなければいけないと考えています。何かをする側が後をついていくようではまずいですから。
僕が何かをすることで僕以外の人達が喜んでくれることが今の僕にとって何より大事なものだってことを再認識した瞬間でした。
2000本目を打ったときも、次の打席のことのほうが大事だととらえていました。
あれをツキだと考える人は、あんまり成績が出せない人でしょう。
パワーは要らないと思います。それより大事なのは、自分の「形」を持っているかどうかです。
今でもよく思うんですけど、「よくあれで打てたな」って。それはほんとに思いますね。
チームの調子が悪くても、自分が崩れることはありません。
別にそうは思わないですね。それだけのことをやってきたわけですから。
打てない時期にこそ、勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。勇気を持ってバットから離れないと、もっと怖くなるときがあります。そういう時期にどうやって気分転換をするかは、すごく大事なことです。
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