イチロー
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12年間で2000本安打を達成する。
最終形がない。だから前に進もうとする意欲も生まれてくるとも言える。
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自分の為に俺はやる、でも目指すところは皆と一緒なんだっていうチームがなかなかないんですよね。それこそ怖いんでしょうね、それを表現することが。
「できなくてもしょうがない」は終わってから思うことであって、途中にそれを思ったら絶対に達成できません。
あのとき僕を支えていたのは、自分のやってきたことへのプライドと、これからやろうとしていることへの自信でした。
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成功とはとても曖昧なものです。他人が思う成功を追いかける必要はありません。
自分がわからないことに遭遇するときや、知らないことに出会ったときに、「お、自分はまだまだいける」と思います。
100%で行くと、そういうことになる。リスクが大きいので、しないことが多いけれど。
あこがれを持ちすぎて、自分の可能性をつぶしてしまう人はたくさんいます。自分の持っている能力を活かすことができれば、可能性が広がると思います。
去年、行き着いたひとつの答えは、プレッシャーを克服する方法なんて、結局はないんだということです。以前はプレッシャーがない普通の状態に近い自分をどうやって取り戻すことができるのか、そういう薬みたいなものを探していました。でも、そんなものはないんだというのが現段階での結論です。そう思えたことは大きいですよ。あるかもしれないと思っているのと、ないんだと割り切っているのとでは、プレッシャーに対する向き合い方はまったく違ってきますから。
自分の限界を見てから、バットを置きたい。
メジャー行きをとくに意識したとなると、96年の日米野球ですね。ヤツらのスウィングを見ていると、いまの一打席をものすごく大事にしてバットを振っている感覚があるわけですよ、何の迷いもなく。なんかこう、自分がやりたいスタイルって本当はああいう感じだったのに、いつのまにか殻に入ってしまったというか、なんか自分が小さく見えてね。自分でもそういう感覚を失ってたわけじゃないんだけど、それほど強くなくなっていたんでしょうね。あぁ、いいなぁ、って思いましたよ。
僕は王さんがサインしたボールにとてもサインなど出来ません。
リーダーを必要としていないチームになることの方が手っ取り早いというか強いチームになりそうな気がするんですよね。
はじめから、今があったわけではありません。状況は少しずつ変えていけるものです。
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結果は困難を伴って出すべき。
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別にそうは思わないですね。それだけのことをやってきたわけですから。
試合前にね、選手がファンの前でカラオケを歌ったってね、そんなことでファンは喜びませんよ。
世の中の常識を少しでも変えるっていうことは、人間としての生き甲斐でもありますから。
ずっとその中でやってきている。突然に、あらわれたわけではない。僕の許容範囲の中に入っている。
イチローのすべての名言