イチロー
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どんな状況でも、一定のラインをクリアするのが、プロです。
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僕、やり出すと止まらないんですよ。どんどん衝動にかられるっていうか。止まんなくなっちゃうんですよ。割ときついですよ。
打席でうまく打てたかどうかは、自分の感覚で打てたかどうかです。
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シンプルじゃないとダメなんですよ。カレーの上にカツなんて考えられないです、僕。ありえないです。
努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。
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小さなことを重ねていくことがとんでもないところに行くただ一つの道なんだなと感じています。
あるわけだから、イメージできるじゃないですか。それを具現化できるかどうか。
僕が数字で満足することはあり得ません。なぜなら、数字が内容を反映しているとは限らないからです。目標を設定してそこに到達すれば、そこで満足してしまって先へ進む努力をしなくなるでしょう。毎打席何かしら学ぶべきこと改良すべきことがあります。満足は求めることの中にあるんです。
難しいことに自分から立ち向かっていく姿勢があれば、野球はうまくなるし、人間として強くなっていきます。
なにかを長期間、成し遂げるためには、考えや行動を一貫させる必要がある。
メジャー行きをとくに意識したとなると、96年の日米野球ですね。ヤツらのスウィングを見ていると、いまの一打席をものすごく大事にしてバットを振っている感覚があるわけですよ、何の迷いもなく。なんかこう、自分がやりたいスタイルって本当はああいう感じだったのに、いつのまにか殻に入ってしまったというか、なんか自分が小さく見えてね。自分でもそういう感覚を失ってたわけじゃないんだけど、それほど強くなくなっていたんでしょうね。あぁ、いいなぁ、って思いましたよ。
結局、結果残すしかないんです。
出たいかどうか、でなく、出られる選手でありたい。
どんな結果に対しても、僕はそれを受け入れる。失敗したときの自分の立場が怖いからといって、変な理由づけはしません。だから僕の発している言葉に嘘はないはずです。
英語?前は少し勉強しましたけど、いまはまったくやってない。メジャー行きたいなぁ、でも無理だろうなぁって感覚のときは勉強もやる気になるんですけど、いざ行けるとなったら、英語の勉強なんかするよりも素振りしなきゃとか、そっちの方に意識が行ってしまうんです。
人のアドバイスを聞いているようでは、どんどん悪いほうにいきます。周りは前のフォームがどうだったとか言いますが、実はそんなことはたいしたことではないのです。
実際見るとラッキーのヒットだったって言う人って結構いると思うんですよ。でも、僕の中では全く違うんですよね。変化球が来ても、ヒットにできる。真っ直ぐが来ても、詰まらせてヒットにするっていう技術があるんですよね。
間違いなく楽しいものではありません。でも他の選手がどんな経験をしてきたということを気づかされる経験になりました。
自分を殺して相手に合わせることは、僕の性に合わない。まして上からいろいろ言われて、納得せずにやるなんてナンセンスだと思います。
状態の悪いときに、どんな自分でいられるかが一番大事だと思う。
イチローのすべての名言