いろんな人の話を聞くと、肉体的な節目がやってくるのが30歳か35歳だという人が多い。自分だけは違う、という発想は危険なんです。慎重になることで、何かを防げることはあるでしょうし。ただ、この先に僕が考えなければいけないのは、そういう周りの頑なな目に流されてはいけないということ。この世界、30歳はこう、35歳はこう、40歳はこうなるというものが出来上がってしまっているでしょう。でも、僕はそうではないと思っています。
イチロー
イチローのその他の名言
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この5年半。また耐性が強くなったと思います。耐性というのはいろいろなことに耐える能力、これが強くなった。明らかに強くなったと感じています。
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夢をつかむことというのは一気にはできません。ちいさなことを積み重ねることでいつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます。
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大切なのは、いま自分がやっていることが好きであるかどうか。それさえあれば自分を磨こうとするし、常に前に進むことができる。
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グラブはもちろん身体の一部だと考えています。外野手だから長いグラブを使っているのですが、指先まで神経が通らないと、感覚が麻痺してボールが捕れない。グラブの先まで感じられるグラブでないとイヤです。
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僕は大リーグでは一番小さい部類です。でも、こちらに来て強く思ったのは、体が大きいことにそんなに意味がないということです。
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いかに、いい成績の記憶を、振り払うかということは大事でしょうね。そういうものを背負うと、自分を苦しめることはわかっていますから。
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プロ野球選手は、怪我をしてから治す人がほとんどです。しかし、大切なのは怪我をしないように、普段から調整することです。怪我をしてからでは遅いのです。