イチロー
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次に破るのも、また自分でありたい。
フォームよりも考え方の変化が大きい。
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何か無理に抑えることをしたくない。身体が欲しがることを僕は表現するだけですから。
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もっと自分は魅せられるんじゃないかと。
練習で作った形を100%としたら、70%や80%の力で結果を出さないといけません。
チームに乗せてもらうことはありますが、そういう時は少ないのです。チームの流れとは別のところで、自分をコントロールしてきたつもりです。
僕は決して「打率4割」とは言わないんです。6割の失敗は許してやるわ、と。いつもそう言っているんです。
達成していく過程が面白かった。
妥協は沢山してきた。自分に負けたこともいっぱいあります。ただ、野球に関してはそれがない。
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特別なことをするために特別なことをするのではない、特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする。
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いまでもブレない自分というものが完全に出来上がっているわけではないですよ。ただ、その時々に感じているものの中から、おかしいなって感じたものを削除するという行為を繰り返してきただけなんです。その意識は徐々に強くなってきたとは思いますけど。
ムダなことって結局ムダじゃない。
僕は今年で日米合わせて16年プレーしてきました。16年もプレーして、いまようやくスタート地点に立ったという気がしているんです。これまで、いろんな数字を残してきて、これから先のモチベーションを保てるのかといろんな人に聞かれるんですけど、僕はそこについてはまったく心配していません。なぜならこれまで僕は野球選手として、何かをやったという達成感が残っていないからです。
夢や目標を達成するには、1つしか方法がない。小さなことを積み重ねること。
苦悩というものは、前進したいって思いがあって、それを乗り越えられる可能性のある人にしか、訪れない。だから苦悩とは飛躍なんです。
僕らの世界って喜ぶこととか達成感とか満足感とかっていうのは一瞬しかないですよね。
家の中の空間がどれくらい気持ちよいかというのは、グラウンドに反映されるんです。
初心を忘れないことっていうのは大事ですが、初心でプレイをしていてはいけないんです。成長した自分がそこにいて、その気持ちでプレイしなくてはいけない。
練習で100%自分を作らないと、打席に立つことは出来ません。自分の形を見付けておかないと、どん底まで突き落とされます。
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ポテンシャルだけでやってきた39歳と、いろいろなものを積み重ねて、さまざまなことを考えてそこまできた39歳とを一緒にしないでほしい。
イチローのすべての名言