イチロー
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他人の記録を塗り替えるのは、7割・8割の力でも可能ですが、自分の記録を塗り替えるには、10割以上の力が必要です。
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小学生の頃、20mくらい先を歩いてた女の子の後頭部に柿を命中させてプロに行けると確信した。
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流れは、自分で制御できるものではありません。ただし、偶然かと言えば、そうではないのかもしれません。
結果を出せないと、この世界では生きていけません。プロセスは、野球選手としてではなく、人間をつくるために必要です。
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負けているチームには足を引っ張ろうとする人がいる。そこに負けない、という気持ちは持っています。
ひとつだけ言えるとしたら、メシのタネに野球をやっている選手では、絶対にここまで来られないと思います。野球が生活の手段になってしまったら、もっと前に進みたいという気持ちは消えてしまいますから。こちらでも、野球が手段になってしまっている選手はムチャクチャ多い。
生まれ持った才能とか努力では掴めないものがある。
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しんどい思いは早くしておくことですね。早い段階で。
数字が超えたからといって、2年前の僕をいまの僕が超えているかどうかわからない。
いまは、ぼくが、首位打者について話しても、誰も笑わなくなりました。たいへん気持ちのいいことです。
過去の業績に夢中になるのではなく将来の業績に重点を置いています。それが私のモットーです。
夢は近づくと目標に変わる。
野球の動きは絶対にここ見せちゃダメじゃないですか。
人に勝つという価値観では野球をやっていない。今自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと、遠くの目標は近づいてこない。
体は元気だった。ずっと。折れた心も、体で支えていた。
誰よりも自分が期待しています。自信がなければこの場にいません。プレッシャーがかかる選手であることが誇りです。
個人的に「成功」という言葉が好きではありません。それはあまりにも感覚的であり、相対的です。そしてそれは自分自身ではなくたいてい他人が作った定義です。
何かを達成した後は気持ちが抜けてしまうことが多いので、打った塁上では「次の打席が大事だ」と思っていました。
自分が人生かけてやってきた、一番時間を費やしてきた、一番自信を持って勝負してきたことで、精神的に一段上に上がれるチャンスができたわけですから、それは辛いこともありますけど、だからこそ面白いし、ドキドキできるんです。
こんなに苦しいのは自分だけか、と思うこともたくさんあります。それを見せるか見せないかの話です。みなさん、ぼくのことは、疲れていないと思っていませんか?
イチローのすべての名言