禅的な言葉でいえば自分を殺す、身を犠牲にするというか克己の精神、これが私の信念である。したがって会社の経営も利益本位じゃなく商売本位、事業本位という考え方になった。
出光佐三
出光佐三のその他の名言
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道徳とは、人間の真心から出ている。こうすればお互いに仲良くいく、ということを真心から考えるというのが、道徳だ。道徳があって、はじめて世界の平和も人類の福祉もある。
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いま一人静かに考えると、体の弱かったということは不幸せであったが、その反面、非常に自分というものが変わったものにできたと思っている。
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人間はお互いに助け合わなければならない。ところが人を助けるためにはまず自分の力を養成することが先決でしょう。しかしその利益を得るために人を害してはなんにもなりませんよ。
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生産者、消費者にどうしたら利益を与えるかというと、一番手っ取り早い話が経費の節約である。いろいろな関門、問屋、卸屋、小売、という経費を節約することである。