人は黄金の奴隷になってはいけない。
出光佐三
出光佐三のその他の名言
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終戦から2日後の8月17日、社員一同に対し僕は3つのことを伝えた。愚痴を止めよ。世界無比の三千年の歴史を見直せ。そして今から建設にかかれ。
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愚痴は泣き言である。亡国の声だ。昨日までの敵の長所を研究し、取り入れ、己の短所を猛省し、全てをしっかりと腹の中に畳み込んで、大国民の態度を失うな。
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僕は努めて難関を歩け、ということを言ってきた。イージーゴーイングをやって、ここにきた人は、ここまでは難関を歩いてきた人と一緒であるが、この先にまだ難関がある。その時には、もう登れない。
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真面目に働く者が、それに見合う報酬を受けるのは当然の理である。好・不況にかかわらず、社員の生活は保障されねばならない。ぜいたくはいけないが、貧しいのはもっといけない。
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道徳とは、人間の真心から出ている。こうすればお互いに仲良くいく、ということを真心から考えるというのが、道徳だ。道徳があって、はじめて世界の平和も人類の福祉もある。