出雲充の名言
ユーグレナ創業者
出雲充の名言。全132個。
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私自身、アドバイスを求められれば「前提が違う人のアドバイスは意味がないですよ。あなたが自分でこれから見つけるものの方が、はるかに素晴らしいはずです」と答えている。
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当社がうまくいったのは、要するに、試行回数が多かったからです。トライする回数が多いから良い結果が出た、というだけなのです。
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要は本気かどうか、心からそれが好きかだけが問われる。とてもシンプルなこと。人が本気でやっているか、心の底から好きでやっているかは、少し話せばすぐにわかる。
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1回目の面談ではほとんど資料を使わないこともあります。ミドリムシのどこに興味があって、きょう会ってもらえたのかをお聞きするほうが、相手のニーズに合わせられる。そうしないとチャンスも広がりません。
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私が健康食品を含むヘルスケア事業の中で重視しているKPIは、粗利益率です。むやみに規模を追うと、安易な値下げに走ってしまう。その誘惑に流されないように、粗利益率を常にチェックしているのです。
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元祖ミドリムシ企業としてこの十年、日夜研究に励んできて、私たちよりミドリムシについて知っている人はいないと自負しています。私は顕微鏡を覗けば、ミドリムシの気持ちまでわかります。
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この後も失敗をたくさんするかもしれない。しかし、何回失敗しても諦めない。諦めたら、本当に無駄になる。今、経営規模も大きくなってきましたが、やることは変わらない。絶対に諦めない。この精神で臨みます。
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迷ったときは、人に意見を求めます。ただし、誰に意見を聞くべきかは、入念に調べます。「この人が言うのなら間違いない、従うしかない」という人に話を聞きに行くのです。
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私が自信を持って「ミドリムシで地球を救える」と言い続けられるのは、ミドリムシの可能性を見出だせたからです。そして、ミドリムシの可能性を見出だせたのは、腹を決めて、本気でミドリムシと向き合ったからです。
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私はリコーの創業者である市村清さん、日清食品の安藤百福さん、ヤマト運輸の小倉昌男さんの著作や伝記を愛読してきました。私がこのお三方から学んだ一番大きなことは、苦難に遭遇しても諦めないことです。
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パナソニックも、ホンダも、ソニーも、はじめはベンチャー企業でした。世間に冷たくされても、本気で好きなことを追求したからこそ、理解者・協力者が現れて、世界的企業にまで発展したのです。
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「道をひらく」のが難しい時代であるからこそ、本気で道をひらこうと新しいことにチャレンジをする人には、応援しよう、ともに頑張ろうと言ってくれる人が必ず現れる。
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最初は怖いかもしれませんが、勇気を出して一歩踏み出してみる一歩踏み出すと、驚くほど、見えないところで支えてくれる人が現れる。
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仕事をしていくうえで大切なことはいくつもあるでしょうが、私の中核にあるのはつねに「アタマ」、つまり「明るく、楽しく、前向きに」ということです。
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考えるより、まずは行動。机に座っているよりも、動いた方がアイデアは湧くし、人との出会いも期待できる。運を引き寄せたいと願うなら、とにかく動いた方がいい。
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1年に3回くらいのすごいアイデアが降ってくる機会は、万人に平等に訪れます。あとは、それをちゃんと書き残して行動できるかどうか。その習慣を持っている人は、何をやってもうまくいくのではないでしょうか。
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私は日本視点、先進国視点の製品を途上国に持ち込んでも、上手くいかなくなる日が来ると感じている。それどころか、将来は途上国で生まれた製品やサービスが、先進国に持ち込まれる逆流すら起こると考えている。
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ミドリムシクッキーの人気が出るまでのプロセスを通じ、私は考え方を変えた。それまではデータを駆使して科学的な真実を示すことに注力してきましたが、人々の感情に訴えかけることの重要性に気付いた。
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人は、心の底から好きなものに対しては、時間を忘れて没頭できるものです。人間と他の生物との違いはいろいろありますが、私はこの「好きなことに没頭できる力」こそ、人間特有の素晴らしい能力だと考えています。
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本当にくだらない生き物だったら、それが現在まで生き残っているはずはない。46億年の地球の歴史があって、人類はたかだか100万年。ミドリムシはそれをはるかに上回る5億年の歴史を生きてきている。
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これまでの歩みは決して順風満帆ではありませんでした。大きな壁にぶつかり、絶望したことは1度や2度ではありません。今後も様々な壁が待ち受けていることでしょう。
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「文系」「理系」という学問の分け方の是非は置いておいて、両方やっているとすごく楽しいですし、数学とか理系の分野に対する苦手意識もなくなる。
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「クリエイティブだ」とか「アイデアマンだ」と評価される人は、共通して同じことを言います。降ってきたアイデアを絶対に書き留める。どんなことをしても書き留めるのです。
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経験豊富な人から知恵を吸い出し、「徹夜でも頑張る」ような覚悟で若い研究者やスタッフが情熱と努力で猛烈に集中して働くから、面白いモノを生み出せる。
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イノベーションを起こす仕組みは単純。答えは「離れたところ」にある。異質な種が交配して生まれたハイブリッドの生物は、純血種に比べて病気に強く、環境変化への対応が速い。
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ベンチャー企業の経営計画とか、そんな計数を見たってしょうがない。ベンチャー企業なんて来年なくなっているほうがふつう。それよりも、なんでミドリムシをやりたいのかを説明してほしいと言われました。
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今は様々な場で起業志望の方を相手に話をすることが多いのですが、「ミドリムシでさえこんなに成功したんだから、俺にだってできる」と、みんな目をギラギラ輝かせていますよ。
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やるべきことはむしろ、失敗しても再チャレンジできる環境を整えること。そして、起業しようとする若者に余計なアドバイスをして志をくじくようなことをしないこと。
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起業をサポートする方にお願いしたいのは、もっと優しくファシリテー卜してほしいということだ。「大いにやりたまえ」と背中を押したら後は本人が勝手に勉強していくはずだ。
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当社はミドリムシの市場を切り開いています。強い信念がなければとても続けられない厳しい道のりですが、「これを届けたら喜んでくれる人が必ずいる」。そう思えるからこそできるんですよね。
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「これは成功する」と確信を持って事業を始めた人なんて、まずいない。「本当に好きなことに、本気で人生を賭ける」という思いこそが、世界で誰もやったことがないようなことをやるためには必要なのではないか。
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ミドリムシの最高に面白いところは、ミドリムシは分かっていないことだらけで、やればやるほど、いろんなことが分かってくること。
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人は明るくて楽しくて前向きな人と一緒にいると、明るくて楽しくてやる気になる。だからトップである私自身が明るくて楽しくて前向きになることが重要。これは人数に関係なく組織運営で大切なこと。
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朝礼でいつも「ベンチャーはアタマを使わなくてはいけない」と言っています。これは勉強しろといった意味ではありません。「明るく、楽しく、前向きに」の頭文字をとって、「ア・タ・マ」を使おうということです。
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違うものを違うと言って済ませるのは簡単です。でも男性と女性とか、動物と植物とか、多くの人が心理的、物理的に遠いと思うところを頑張って統合する。そうすればイノベーションは必ず起こせる。
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起業志望者に伝えたいのは「先輩のアドバイスを真に受けるな」だ。既に成功している先輩の話はすべて過去のもの。環境が日々、変化を続けている現在には全く通用しないと思っていい。
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私たちは本気で世の中を変えたい。絶対にうまくいくビジネスなどあり得ないのは百も承知ですが、何かを成し遂げるには前向きに行動し、挑戦し続けるのみ。
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私にとっては、ミドリムシのことをやっている限り大変でもなんでもなかった。「心の底から好きなものに携わっている」という思いに勝るものはない。