俺は「常に困難なほうを選ぶ」タイプ。守るものなんて何もないし、いつも挑戦したい、攻撃的でいたい意識が強いんだ。
蜷川幸雄
蜷川幸雄のその他の名言
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代役なんかやらされたりするわけです。それは一生懸命やるわけですが、うまくいかない。すると、「朝、稽古が始まる1時間前にこいよ、俺が教えてやるから」と言って、木村功さんが教えてくれたこともあった。
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「もっともっといい演出家になれる」といまでも俺は信じているんだ。だって目の前で82歳の役者が自己主張してがんばっているんだから。負けていられないよね。
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演出家の倉橋健さんたちは「ああ、いいんだよ、緊張したっていいから。終わりまでやったのはよかったね」とか言ってくれて、やさしいんです。
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ネクストでは無名であっても、才能があれば場所はあるぜってことを教えたいし、そういう連中に来てほしい。動機なんてなんでもいいんだよ。
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美術大学を受験するための予備校にも、塾みたいなところにも行ってない。本当に画家になりたいかと言ったら、そうでもなくって。
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俺は自分自身にも厳しいんだよ。例えば「今回は舞台装置を使わない演出をしよう」「避けてきた歌舞伎に挑戦しよう」と常に新しいことに挑戦するよう意識している。