平均点をちゃんと出せるような子ってつまらないよね。いくらでも替えがきくんだよそういう俳優は。
蜷川幸雄
蜷川幸雄のその他の名言
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ゴールドシアターの劇団員を見ていると、「高齢者」とひとくくりにするのは本当に危険だとわかるよ。60歳より80歳がふけているかというとそうじゃない。個々でまったく違うからね。
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人の目が気になったり、他人の目に対する恐怖心があるから緊張するんだというのは、すぐわかったんですが、おもしろかったけど、緊張するわけですね。ぼくはあがり症なんですよ。
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社会とはすべて他者との関わりから成り立つ。とくにいまの時代は文化や国境も越えて行かなきゃならない。それなのに気持ちが自分の心の中にしか向かっていなかったら何もできないよ。
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藝大を受けたのは、高校一年で、学校や受験に反発して学校をさぼりがちになって落第してるから、他にやることもなくて、とりあえず一番身近にあるクリエイティブな仕事って絵を描くことだなあと思ったから。
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「なんでもできるわけじゃないけど、あいつにやらせたい」と演出家に思わせる、王子様じゃない俳優をここでつくって、ばらまきたいね!
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美術大学を受験するための予備校にも、塾みたいなところにも行ってない。本当に画家になりたいかと言ったら、そうでもなくって。
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演出家の倉橋健さんたちは「ああ、いいんだよ、緊張したっていいから。終わりまでやったのはよかったね」とか言ってくれて、やさしいんです。
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ネクストでは無名であっても、才能があれば場所はあるぜってことを教えたいし、そういう連中に来てほしい。動機なんてなんでもいいんだよ。